●脱腸(そけいヘルニア)ってどんな病気?

●そけいヘルニア

そけいヘルニアとは「そけい部」:お腹から太腿の付け根の部分に 「ヘルニア」が発生することです。そけいヘルニアとは本来腹部にある べき大腸や小腸などがそけい部の筋膜(構造的に弱い)から飛び出ている状態のことです。 一般的には「脱腸」と呼ばれていますので、そちらの呼び名のほうが知られているかもしれません。 脱腸ですので、お腹のあるべき場所から腸がはみ出ています。そのため、お腹の部分に腫れができたり、 違和感を感じたりするのがそけいヘルニアの特徴です。もしもお腹に膨らみを感じ、 押してみると「ブニュッ」という感触と音があった場合にはそけいヘルニアを 疑うことが良いと思います。

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●そけいヘルニアは何故起こる

●そけい部はそもそも構造が弱い

そけいヘルニアはそけいの構造的に弱い部分が患部となって発症するヘルニアです。 これは人類が抱えている構造的な問題なので小児 高齢者まであらゆる世代の人間がその可能性を持っている疾患です。 また、性別比で考えると 男性のほうが女性に比べると圧倒的に発症の可能性が高く、現在の成人そけいヘルニアの 場合ですと、男性が8割から9割の発症で、残る1割程度が成人女性によるそけいヘルニアの 発症例となっています。これは体の構造上、どうしても男性のほうがそけい部の 構造が弱くできているようで、 筋膜が破れやすいようです。ただ、そけいヘルニア自体は 成人よりも小児時期に発生する事が圧倒的に多く、母体の中にいるときに既にそけいヘルニアの 土壌が育ってしまうことが多く、それがそけいヘルニアが先天的に発生する事が多い原因となっています。

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●そけいヘルニアの症状とは

●最初は違和感、、時期に痛みが・・

そけいヘルニアの特徴的な症状は お腹(そけい部)への違和感です。 脱腸による違和感ですので、 出っ張ったような感覚があります。特徴としては押し込んだときに音がなる。 最初は重たい感覚だったのが徐々に痛みを伴うようになった。何かがズルズル と動く感覚がある。などのいずれも日常生活の中では中々感じることのない感覚ですので 「あ、そけいヘルニアなのかな?」と自覚することは容易です。 そけいヘルニア の初期は違和感を感じても痛みを感じない為に そのままにしている場合があるのですが、それは避けてください。 そけいヘルニア は悪くなることはあっても良くなることはありません。腫れが酷くなり、痛みが出始めると 危険信号ですので、すぐにお近くの病院にて診察を受けるようにしてください。

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●治療法は?

●手術による治療が必要

そけいヘルニアは脱腸などの物理的な原因がもたらす病気です。 ですので、薬によって完治することは残念ながらありません。 ただ、手術によって簡単に治療はできます。小児期の間は無理に手術などをせずにそのまま様子を見ておくのが良いでしょう。 いつまでたっても違和感、痛みが治まらない、酷くなる一方という場合には手術を行うほうが良いです。 また、成人のそけいヘルニアの場合は日帰り手術があります。日本ではまだまだ馴染みが浅い日帰り手術ですが、 アメリカなどでは70%以上のそけいヘルニア患者が日帰り手術での治療を行っているというデータもあります。

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